留学 虎の巻  -TIGER's Blog- -4ページ目

本の重み

僕は本の重みが好きだ。


そのずっしりとした重みが、読んだあとに脳に吸収されるような気がする。


良書であると、なおさら頭が重くなるのは気のせいだろうか?


昨日も行き着けの古本屋で、また新しい本と出会った。


重く、分厚いそいつは何かを訴えているかのようだった。




本との出会いも、人とのそれと同じように、


「どれがおもしろい」、「あれはおもしろくかった」


と言った書評はあてにならない。


人との出会いと同じように、突然的な出会いを大切にするとおのずと自分にはよい本が集まってくれる。


そして一つに出会うことができると、新しく親しくなった友人が彼の友人を紹介しくれるように、


読むべき本たちを連れてきてくれる。




これからも僕は君たちとの出会いを大切にするよ。 →人気ブログランキング

TOEFL勉強法 ・参考書編

今日はTOEFLの勉強法について書きたいと思います。

出てくる参考書の評価や勉強法は、僕が編み出したもので独断と偏見に満ち溢れているので、

ほどほどに参考してください。


僕はTOEFLを計4回受けました。勉強期間としてはほぼ3ヶ月です。

詳細は、

1回目 Total 147 (Listening; 07 Sturucture; 15 Reading; 22 / Writing; 3,0)  10/19受験

2回目 Total 200 (Listening; 17 Sturucture; 18 Reading; 25 / Writing; 2,5)  11/21受験

3回目 Total 227 (Listening; 22 Sturucture; 25 Reading; 21 / Writing; 5,0)  12/27受験

4回目 Total 240 (Listening; 23 Sturucture; 25 Reading; 24 / Writing; 5,0)  1/8受験

です。


ご覧の通り、最初は本当に恥ずかしい点で

最終的にも250を越えていない平凡な点を公開するのも気が引けますが、

みなさんにもやれば短期間でも100点を上げることができると感じてもらいたく、

つつみ隠さずいきたいと思いました。


1回目は、何も準備していませんでした。TOEFLってどんなものかさえも理解していなかったと思います。

初回はコンピュータ試験での戸惑いと英語力のなさで受けたときは泣きそうになりました。

これはやばいと思って、参考書を買い本気で勉強しなければという気持ちになりました。


では、この3ヶ月間で使った参考書について書いていきたいと思います。

評価は星()で5点満点にしたいと思います。主に使った順番で書いていきます。





 

「今日からはじめるTOEFLTEST」 新星出版   評価/★★☆☆☆
名前で買った本です。日本語で解説が書いてあるので、はじめての方にはTOEFLがどんなものか理解するには役だつと思います。ただ問題数も少なく、難易度も低いので本当にTOEFLを知ることしかできません。よって、★は2つです。




TOEFL TEST 実践問題集」 語研  評価/★★★★


なかなかの良書です。和書の中では上位に入ると思います。問題数も多く、実際のテスト形式が3回できます。日本語での詳しい解説がついており、初心者でも非常にわかりやすいです。ただ問題が本番より若干簡単だということで★は4つです。コンスタントに240点台が取れるので、自信にはなります。

特にリスニングは何回もやることをお勧めします。





 

 

「TOEFL TEST リスニング完全攻略」 語研  評価/★★★★
上で紹介した語研のリスニング特化版です。詳しく解説が載ってあり、理解しやすく問題にも慣れます。かなり分厚く問題数も多いですが、2日で一旦全部やりました。これも繰り返し使えます。(数回することを考えて、本に直接書き込みをしないことが大切です)やはり問題がやや易ということで★は4つです。



初期の段階で使ったのは、すべて和書でした。これからはすべて洋書となります。

洋書の利点は、問題数が多い、レベルが本番に近い、無駄な解説がない、と多くあります。

またamazonによって、価格もそれほど高いものではありません。





 

 

「TOEFL CBT SUCCESS」  Peterson's  評価/★★☆☆☆

初めて使った洋書で、書店で買いました。非常に高かったです(4600円)。内容は、編成も悪く初心者には使いづらいものでした。効果は期待できないかもしれません。リスニング・リーディングに関してはいい問題が収録されています。







「TOEFL Test Preparation Kit」 ETS 評価/★★★★


言わずと知れた、TOEFL主催団体ETS発行の公式TOEFL参考書です。PBT用ですが、実際に行われた過去問を試験7回分収録し、本番に近い形で勉強できます。解説はなく、解答は記号のみが書いてあります(得点計算は表でできます)。問題はやや易という感じで、リスニングの速度も多少遅いです。よって、★は4つにしました。





 

「HOW TO PREPARE FOR THE TOEFL ESSAY」 BARRON'S  評価/★★★★★

これは。TOEFL受験生必携の書です。185の本番同様も問題とその例文ESSAYがすべて収録されています。僕は、この185題のすべての問題文に対しアウトラインを考え、試験に臨みました(3回目以降)。また、中でも自分には書けそうにない30題くらいを選び、本番同様に書いておきました。身近なNATIVEに添削してもらうのも手だと思います。しかし、中には例文として好ましくない(程度の低い内容、語数が極端に少ない等)ものがあったり、一方でとても洗練された文章もあったりと、文章のレベルのばらつきがあります。丸暗記するのではなく、あくまで「参考」にする、というのが良い使い方だと思います。






「CliffsTestPrep TOEFL CBT」 Cliffsnotes  評価/★★★★


怪しい表紙と模擬試験6回分収録にも関わらず$20という安さに引かれ購入しました。特にこの参考書の売りはリスニングです。本番の1,2倍速といったところでしょうか?また、リスニング内容もacademicなもの(C型肝炎の感染経路、治療法など)が多く、他の面で勉強になりおもしろいです。これは、「買い」です。





「Cracking the TOEFL」 The Princeton Review  評価/★★★★☆または★★☆☆☆
これは、TOEFL用のテクニック本です。全米最大手のプリンストン・レヴューという塾の授業を書籍化したものと考えていいようです。内容はレッスン形式で進められ、講師との会話のような文体で書かれています。「ETSは~という意図を持って、受験者をトラップにはめようとしている」という表現があったり、皮肉が込められていてたまに笑えてきます。特に文法セクションは有益で、指示通りにやれば、問題を見た瞬間答えがわかる(内容を考えずに)ものも見分けることができるようになります。ただし、文法力に自信のない方がこのようにテクニック本に走るのはあまりおすすめできません。TOEFL200点以上で250点以上を目指す方にはお勧めできます。特に伸び悩んでいる方には効果があるように思います。評価が二通りあるのは、このように利用者のレベルによって効果が異なるからでした。



「TOEFL POWER PREP」 ETS  評価/★★★★


これは市販の参考書ではなく、受験者全員に配られる疑似computer試験です。CBTを受験された方は、ご存知と思いますが、本番のリスニングはコンピュータ独特のどこかこもったような感じで聞き取りにくかったと思います。それを、このPOWER PREPで慣れるのが一番と思いました。僕はこれを何度も何度も繰り返し、ホテルにもパソコンを持っていき、当日の朝まで聞いていました。

答えがないと言われていましたが、ある掲示板で昔発見しましたのでご報告します。


http://acezh.jijing.org/download.htm
中国語のサイトでなにやら中国人がせっせと作ったようです。
全セクションの答えがあります。
とりあえず、周りにうじゃうじゃある中国語は無視して、TOEFL POWERPERP系列というところの、PP文本(WORD & PDF)の圧縮ファイルに開けば手にはいります。ウィルスの心配はないと思います。
僕はプリントアウトして使いました。問題はランダムでする度に変わるので、探すのが多少大変ですが、確実に力にはなりました。



以上、僕が使った代表的な参考書を評価とコメントを紹介しました。

参考書に関してはお金に糸目をつけずに、苦しいですが興味あるものにはできるだけ手を出すようにしました。

中には、途中で挫折し投げ出したものもありますが、無駄ではなかったと思います。

無駄を重ねることで自分の勉強法が確立されていったと感じています。

参考書は高いですが、未来の自分への投資と思えば安いものです。

TOEFL250点を持っていれば、Ivy大学でも同じ土俵には上がれます。

またLACでは奨学金も狙えるかもしれません。

最低の条件であるTOEFLは恐るるに足らないのです。

と、240点のものが言っても説得力がないのですが・・・。



次回からはリーディング、リスニング・・・と各セクション別に勉強法を書いていきたいと思います。

もし、何かこのようにしてほしいというご要望がありましたらコメントをお寄せください。



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長者番付

今回の長者番付(高額納税者番付)の結果を見て、Financeの方たちの運用能力のすごさを感じた。



全国一位は投資顧問会社「タワー投資顧問」(東京都港区)の運用部長、清原達郎さん(46)だ。好実績を収めたファンド運用の成功報酬で、約三十六億九千万円を納税した。



37億円!!数字で書くと、3,700,000,000円を税金として納めている。

ちなみに芸能界1位のみのもんたさんは、約2億円。

この違いは明らかだ。子供の頃は、芸能人が一番お金を稼いでいると思っていた。笑”


清原さんは、平成14年の公示で全国31位、15年では約8億5百万円を納めて8位に入っていたというので、コンスタントに稼いでいるところをみると、その能力はけたはずれなのだと思う。

また、投資はギャンブルのように思われがちで、彼もその部類だと思われるかもしれないが、

こつこつと分析し、すべての会社に訪問し経営者と話をして決定するという堅実で真面目な方だそうだ。


ある記事によれば、この清原さんはざっと500億円の運用成果を挙げているという。

その成功報酬が今回の番付に現れたようだ。

成功報酬は成果の2割と言われているようで、清原さんの年収は100億円ということになる。

あくまで、大雑把な計算だけど。



清原さんは昭和五十六年に東大を卒業。野村証券に入社後、アメリカのスタンフォード大学でMBA(経営学修士)を取得。同証券の米国現地法人でヘッジファンドの運用に携わった。平成四年に退社後、ゴールドマン・サックスなど大手外資系証券を渡り歩き、十年四月からタワー投資顧問の運用部長になった。



ちょうど、financeについて勉強し始めた頃であり、関する記事をアップしようと思った矢先にこの結果なので、非常にびっくりした。そして、自分が行きたいStanfordの卒業生かぁ・・・、と感慨にひたった。

上位には、ゴールドマン・サックスなどの海外証券会社社員の方の名前も見られた。


個人的にはfinanceのプロになるつもりはないが、この知識はとても重要だと思っている。

もっと造詣を深めたい。



これほど、税金を納めているのだから日本政府に対して心中穏やかではないと思う。

僕からもどうか税金の無駄遣いはやめてくれと言いたい。

うちの市長も橋が大好きのようで、無駄に作っています。誰も通らないのに・・・。

もちろん見事に脱税(合法的にも)して、今回の番付に載らなかった人もいると思う。

ちなみに堀江さんは1400万円程度だった。税金の節約術もうまいのだろう。



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参考URL;

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050517-00000001-san-soci

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050516-00000133-mai-soci

http://www.sponichi.co.jp/society/choujya/2004/index.html

夢を失う恐怖 夢を保つ苦悩

夢を失うことはとても怖いことだと思う。


今まで、何度か大きな挫折を味わい、夢を失ってきた。


幼い頃、サッカーをしていて、本気でプロを目指していた。

かけっこでは負けたことがなかったから、自分にもなれると信じてきた。

サッカーのために遠い地区の学校に行った。


でも、そこに待ち受けているのは、現実と挫折だった。


思うプレーができず、いつもはがゆい思いをしていた。

自分にはどうにもできない怒りともどかしさ。

罵倒される自分、滑稽な自分。


サッカーを愛していたのに、ブラジルでトッププロになりたかったのに、

いつの間にかサッカーが憎くなってしまった。

サッカーをすることが苦痛になり、ぼろぼろだった。


夢を諦めた。


顧問を恨んだ。

罵倒され、殴られ、走らされ。

好きだったサッカーを僕から奪った。

殺してやりたいとまで思った。



でも、今は違う。

彼に感謝している。

彼のおかげで僕は強くなれた。

自分もみつけられた。

このことがなかったら今の自分はなかったと思う。


辞めたチームが全国大会に出た時は純粋に嬉しかった。

そう思えたのも、自分が成長できた証のようで少しうれしかった。

そしてサッカーも再び愛すことができるようになっていた。



そして今、夢を保つことの苦悩を感じている。


起業し成功したい。


この思いを保つことはきっととても大変だと思う。


アメリカの見知らぬ地で、いつの間にか失ってしまうかもしれない恐怖がある。




でも、決して忘れてしまいたくない。

何もかも長く続けることができなかったけど、

今からはそうじゃない。


俺は絶対成功してやる。

そう思って、これからもがんばっていきたい。



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一兆円男

最近Fainanceについての知識の必要性を感じている。

昨日、堀江社長の本を一冊本屋で立ち読みしたけど(本屋さんには迷惑だ、ごめんなさい)、

彼もFainanceの知識のない経営者は無能とまで言い切っている。


日本では今回のライブドアvsフジ・サンケイグループ事件でもわかるように、

金に関していまだに抵抗感を感じる人は少なくない。

マネーゲームと揶揄され、金を増やそうとすることを悪だと批判する。

江戸時代、士農工商時代の名残なんだろうか。金に執着する人間を卑しいと蔑む人も多い。


では、実際間違ったことなのか?いや、そうではない。

ビジネスをするために金を集める方法はさまざまだ。

そして資金力のない新興企業はライブドアのようなやりかたをするのは正攻法である。

そうであるのに、「法に触れないからと言ってなんでもしていいわけがない」、と間抜けな老人国会議員たちはのたまう。

そもそも、上場している企業はPublic campanyであり、いつ買収されてもおかしくない。

そのリスクを背負って上場して、資金を調達させてもらっているんだから。

ばかな大人はそれさえもわかっていないのか。


テレビは公共のメディアと言うが、果たしてどうだろうか?

意味のない下品なバラエティ番組を垂れ流し、ニュースと言っても不正確で情報価値のないものばかり。

海外のニュースになると、BBCではCNNではと、自分たちの情報網はないのか?

ただの公共の娯楽であるにすぎないとしか思えない。



もちろん、堀江社長はもう少し考え方を変えてもいいと思う。

あの変なポリシーによって、大きく損をしているのも事実だ。

僕なら、スーツを着て来いと言われれば、着ていくし、敬語を使えと言われれば使う。

足をなめろ、なんていう自尊心を傷つける以外の注文なら受けて差し支えないだろう。

それで、ビジネスチャンスが広がるなら、いくらでもする。


現在の堀江社長の個人資産は、約一兆円らしい。

それほどお金があったら、資産運用をさせておけば、

悠々と南の島で死ぬまで暮らせる。いやむしろどんなに使ってもなくならない。

それでも、彼は仕事をやめないのは、「楽しいから」と言う。

別に小金を稼いで、マネーゲームをしているわけではない。

次のビジネスがあるからこそ、金がいるのだ。


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※堀江氏の個人資産について、その額に対してご指摘をいただきました。

この記事は彼の著作「100億を稼ぐ方法」に基づいたもので、彼の現在の個人資産を表すものではありません。

注釈を入れず、やや抽象的な表現をしたことをお詫び申し上げます。

世界に通用するルール

完全無料ブロードバンド放送が始まった。

一時期前、堀江社長が「インターネットはテレビを越える」

と言っていたが、それが現実になる第一歩かもしれない。


コンテンツ産業の行く末は、やはり内容の充実度だと思う。

顧客を勝ち取るには、見たいコンテンツを見たい時に見れる。


これに限る。


現段階では、まだ十分な満足度を得られない部分はあるが、

それは経営者、宇野社長の力量の見せ所だと思う。

(現在はavexとの提携などにより、音楽・映画・ドラマといったカテゴリーはある。)



コンテンツの中にビジネスコーナーを設けているところがよかった。

初回は、M&Aコンサルティング(通称村上ファンド)代表取締役社長村上世彰氏と

株式会社USEN代表取締役社長宇野康秀氏による対談だった。

時間的にも、内容的にもあまり踏み込んだ内容ではなかったが(やはり初回なので?)、おもしろかった。


村上社長は、かのライブドア事件?で一躍有名になった人物であるが、彼の魂が会話から感じ取れる。

日本の市場はまだ閉鎖的で、完全なルールを持っていないと言ってもいい。

(僕がアメリカに行こうと考えたのもこれが大きな理由でもあった。)


そういった意味で村上氏の貢献はきっと大きなものになる。

株式市場とはいったい何のためにあるのか?上場する意味は?

資本主義の最大の利益を産む場であるはずが、それが機能しないのはおかしい。


日本は変わらないといけない。

グローバル・スタンダート、国際化。


どの分野においても、

『世界に通用するルール』が求められる時代だ。



完全無料ブロードバンド放送  GyaO[ギャオ]

http://www.gyao.jp/index_f.php



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虞美人草

『力 山を抜き 気 世を蓋う 時利あらず 騅逝かず。

 騅逝かざる 奈何すべき、 虞や虞や 若を奈何せん』   項羽 「垓下歌」


(訳; 我の力は山をひっこ抜くほど強く、その気力は世界を覆う。しかし、時運は私に背を向け、騅は走らない。 騅が走らないのはどうしたらよいのか、 あぁ、愛する虞姫よ、虞姫よ、 そなたをどうすればよいのか)

※騅とは項羽の愛馬の名前



これは、項羽が劉邦率いる軍隊に追い込まれた時(いわゆる垓下の戦い)に詠んだ詩である。

明らかに能力では圧倒的に劉邦を上回っていた項羽であっても、優れた人心力をもった劉邦には敗れることになる。

力で強制的に「統率する」マネジメントと、人の心によって自然に「統率される」マネジメント。

この違いは大きかった。



しかし、個人的には、厳しく勇猛であった項羽が自分の身が滅びるまで、生涯において唯一心から愛したと言われる虞姫の行く末を案じている姿を想像すると、項羽も嫌いにはなれない。

有能すぎた所以の結果だったのかもしれない。



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失敗を恐れずに

昨夜、CanadianとMexicanと話す機会があった。

彼等は日本に興味があり、いろいろおもしろいこと話せた。

歌舞伎がどうたら、はたまたサシミがどうたら・・・。

中でもおもしろかったのが、


「漢字っていったい何種類あるの?five thousands?」


と言う発言。僕は、


「数え切れないほどもっとだろう」


としか言えなかったけど、本当に一体いくつあるんだろう。

観点がユニークだな。そんなこと考えたことなかった。

外国人にとったら漢字は、beautiful&coolであり、very difficultだそうだ。

と言うか日本人でも読めない漢字は多いし、すぐに忘れてしまうんだけど。

外国人はあれはエジプトの象形文字に写るようだ。

漢字には、一つの文字にいろいろな意味が含まれていて、すごく豊かな言語なんだよ。

と言うと、そこがまたかっこいい!と言っていた。笑”


そして話は、Mexicanの日本での苦労話になった。

元来ラティーノたちはよく話す。

彼もその例外でなく、拙い英語でもnative並に話す(正確には話そうとする)。


彼が日本に来たばかりのころの話。

ほとんど日本語を喋れない時、スーパーに行ったらしい。

買いたいものがどこにあるかわからず、店員に、

「Can you speak English?」

と尋ねた。Spanishは普通話せないと思ったので、それは彼の配慮だった。

にも関わらず、店員は

「No, No, Japanese only]

と言って、一目散に逃げていってしまったそうだ。

なんか、本に出てくるような典型的な日本人。

最初の頃はそれがなぜかわからなくて、とても困ったらしい。

日本人は多くは6年間も英語を勉強してるんだけど、とてもシャイだから・・・と説明すると、


「だめだよ。たくさん失敗して覚えないと。失敗を怖がっても意味がない」


と言う。


この姿勢はすごく尊敬する。

僕もどうも文法やら単語やらに頭がいって、思うように話せない場合が多い。

でもそんなこと自分が気にしてるほど、実は大切ではないことが多い。

案外、適当に(言葉は悪いけど)思ったことを喋った方が伝わったりする。

言語って所詮こんなものだと思う。

机の上で勉強するだけじゃだめで、たくさん話してたくさん失敗して。

それが大事なんだ。と再確認した。

言語はコミュニケーションのツールであって、それ以上でもそれ以下でもない。

(言語学などになるとまた話は別だろうけど)



ちなみにそのメキシコ人は、納豆の存在を知らずにtryして、その恐怖を知ったそうだ。

もう二度と挑戦しないんだって。笑”放送禁止用語を連発してました。

ついでに僕も納豆は食べれない。

あれ、臭いがやばいよ。

ねばねばして気持ち悪いよ。

とネガティブな感想しかありません。

(好きな人、ごめんなさいm(_ _)mどなたか僕に納豆のよさを教えてください!)



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教育理念 -松下村塾-

吉田松陰と言えば、幕末紀、長州(今の山口県)にて松下村塾を開き、高杉晋作、山形有朋、伊藤博文など明治維新の立役者となり、明治の政界を担う若者を多く輩出した人物である。
奇しくも、尊皇攘夷思想による幕府批判によって処刑され、彼は30年という短い生涯を閉じた。


しかし、彼の思想は今も尚語り継がれ、現代の社会にも通じるものを理想としている。


松下村塾の教育理念は「人たる所以を学ぶこと」である。
つまり、「人は学んだことをどう実行するかが大切である」と言う意味だ。


その中でも、特におもしろいと感じたのは、このエピソードである。


桂小五郎と言う人物をご存知だろうか?後の木戸孝允である。
彼は、塾に入った頃からの秀才で、特に詩の才能に秀でていた。
毎日書物を読み、考えにふける塾生活を送る。行動派ではない。


塾長松蔭は小五郎にこう言う。


「学問も大事だが、知ってかつ実行するのが男子の道である。詩もおもしろいが書斎で詩を作っているだけではつまらない。男子たるものは、自分の人生を一遍の詩にすることが大事だ。楠木正成は一行の詩も作らなかったが、彼の人生はそのまま比類なき大詩編でないか。」


この一言で、小五郎は目を覚ますことになる。
何を学ぶかではなく、何を学びどう行動するか、が真の学問の道なのだと。
これ以来、小五郎は積極的な行動家となり、明治維新に大きく貢献することになる。


学問を学ぶこともとても大事である。
しかし、もっとも重要なものは、いかにそれを実社会で運用するかでないだろうか。


100年経っても、物事の本質は変わらない。
この挿話はそのことを実に端的に教えてくれている。


自分の人生を、一つの詩編にするという壮大なテーマ

なんと心躍るものだろうか。



(※男子という言葉は当時の武士社会に反映されています。男子を「人」と置き換えればしっくりするかもしれません。

※楠木正成は、鎌倉時代の名武将です。)



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奨学金交渉の結果

先日、大学に交渉しているという記事を書きましたが、結果を発表します。


大学より、最初$19,100のscholarshipのofferがありました。

これでもなかなかいい額なのですが、現実的に足らないと感じたため、


「ぜひあなたの大学に行きたいが金銭的に諦めざるを得ない。あなたの助けが必要だ」


と書いたmailを入試段階からお世話になっているofficerに直接送りました。

(彼は僕が出願が遅れているにも関わらず、それを認めてくれた人です)

これに、我が家の収入や支出を詳細に記した表を作り添付し、

大学にかかる予想額を計算した上で(これも表に明記)、

「これだけ必要だ」

と明確に伝えるようにしました。


すると、

「喜んで考慮したいが君の望む全額を提供できるかわからない」

ときて嬉しい反面不安がありました。

計算では、あと寮費や教科書代を含めた総経費が$18,000必要だったので、$8,000出してほしいと提示していました。


そして、数日後、不安の中深夜にメールがやってきました。


「君に追加で$5,000与えれることになった」


提示した額には到達していませんが、

不足分はローンを組めばなんとかなる金額だったので、この大学に行く決心を固めました。

結果的に$24,100という大きな額で、4年間では1000万円を越す額でした。


次の日の朝、入学を知らせる手紙と感謝状を郵送し、合格した他の大学にも入学できない旨を伝える手紙を送ってきました。


指定の期日に間に合わない恐れがあるため、


「本当にありがとう。行く決心を固めました。本日、書類をそちらに送りましたが、期日に間に合うかわからないので、急ぐのであれば、すぐにコピーをファックスで送ります」


と送ったところ、


「君がうちに来てくれることになって本当に嬉しい。君の席は、このやりとりで十分に開けてあるから心配いらない。書類が来るまで待っている。では、秋に君とキャンパスで会えることを楽しみにしているよ」


と返事をくれました。


これで、一安心です。本当によかった。


この出来事で、交渉次第でなんとかなる場合もあることを学びました。

これから入学するみなさんも、入学されたあとでも、また社会に出た後でも、このような交渉は大切になってくると思います。

積極的にアピールすることが一番です。

黙っていても誰も金はくれませんし、助けてくれません。

これには大きな労力が伴い、精神的にもきついですが、やるだけの価値がありました。


さぁ、今からまた英語の勉強と自分の勉強をしないと!      



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