TOEFL勉強法 ・参考書編
今日はTOEFLの勉強法について書きたいと思います。
出てくる参考書の評価や勉強法は、僕が編み出したもので独断と偏見に満ち溢れているので、
ほどほどに参考してください。
僕はTOEFLを計4回受けました。勉強期間としてはほぼ3ヶ月です。
詳細は、
1回目 Total 147 (Listening; 07 Sturucture; 15 Reading; 22 / Writing; 3,0) 10/19受験
2回目 Total 200 (Listening; 17 Sturucture; 18 Reading; 25 / Writing; 2,5) 11/21受験
3回目 Total 227 (Listening; 22 Sturucture; 25 Reading; 21 / Writing; 5,0) 12/27受験
4回目 Total 240 (Listening; 23 Sturucture; 25 Reading; 24 / Writing; 5,0) 1/8受験
です。
ご覧の通り、最初は本当に恥ずかしい点で
最終的にも250を越えていない平凡な点を公開するのも気が引けますが、
みなさんにもやれば短期間でも100点を上げることができると感じてもらいたく、
つつみ隠さずいきたいと思いました。
1回目は、何も準備していませんでした。TOEFLってどんなものかさえも理解していなかったと思います。
初回はコンピュータ試験での戸惑いと英語力のなさで受けたときは泣きそうになりました。
これはやばいと思って、参考書を買い本気で勉強しなければという気持ちになりました。
では、この3ヶ月間で使った参考書について書いていきたいと思います。
評価は星(★)で5点満点にしたいと思います。主に使った順番で書いていきます。
- 「今日からはじめるTOEFLTEST」 新星出版 評価/★★☆☆☆
- 名前で買った本です。日本語で解説が書いてあるので、はじめての方にはTOEFLがどんなものか理解するには役だつと思います。ただ問題数も少なく、難易度も低いので本当にTOEFLを知ることしかできません。よって、★は2つです。
「TOEFL TEST 実践問題集」 語研 評価/★★★★☆
なかなかの良書です。和書の中では上位に入ると思います。問題数も多く、実際のテスト形式が3回できます。日本語での詳しい解説がついており、初心者でも非常にわかりやすいです。ただ問題が本番より若干簡単だということで★は4つです。コンスタントに240点台が取れるので、自信にはなります。
特にリスニングは何回もやることをお勧めします。
- 「TOEFL TEST リスニング完全攻略」 語研 評価/★★★★☆
初期の段階で使ったのは、すべて和書でした。これからはすべて洋書となります。
洋書の利点は、問題数が多い、レベルが本番に近い、無駄な解説がない、と多くあります。
またamazonによって、価格もそれほど高いものではありません。
- 「TOEFL CBT SUCCESS」 Peterson's 評価/★★☆☆☆
初めて使った洋書で、書店で買いました。非常に高かったです(4600円)。内容は、編成も悪く初心者には使いづらいものでした。効果は期待できないかもしれません。リスニング・リーディングに関してはいい問題が収録されています。
「TOEFL Test Preparation Kit」 ETS 評価/★★★★☆
言わずと知れた、TOEFL主催団体ETS発行の公式TOEFL参考書です。PBT用ですが、実際に行われた過去問を試験7回分収録し、本番に近い形で勉強できます。解説はなく、解答は記号のみが書いてあります(得点計算は表でできます)。問題はやや易という感じで、リスニングの速度も多少遅いです。よって、★は4つにしました。
- 「HOW TO PREPARE FOR THE TOEFL ESSAY」 BARRON'S 評価/★★★★★
これは。TOEFL受験生必携の書です。185の本番同様も問題とその例文ESSAYがすべて収録されています。僕は、この185題のすべての問題文に対しアウトラインを考え、試験に臨みました(3回目以降)。また、中でも自分には書けそうにない30題くらいを選び、本番同様に書いておきました。身近なNATIVEに添削してもらうのも手だと思います。しかし、中には例文として好ましくない(程度の低い内容、語数が極端に少ない等)ものがあったり、一方でとても洗練された文章もあったりと、文章のレベルのばらつきがあります。丸暗記するのではなく、あくまで「参考」にする、というのが良い使い方だと思います。
「CliffsTestPrep TOEFL CBT」 Cliffsnotes 評価/★★★★☆
怪しい表紙と模擬試験6回分収録にも関わらず$20という安さに引かれ購入しました。特にこの参考書の売りはリスニングです。本番の1,2倍速といったところでしょうか?また、リスニング内容もacademicなもの(C型肝炎の感染経路、治療法など)が多く、他の面で勉強になりおもしろいです。これは、「買い」です。
- 「Cracking the TOEFL」 The Princeton Review 評価/★★★★☆または★★☆☆☆
- これは、TOEFL用のテクニック本です。全米最大手のプリンストン・レヴューという塾の授業を書籍化したものと考えていいようです。内容はレッスン形式で進められ、講師との会話のような文体で書かれています。「ETSは~という意図を持って、受験者をトラップにはめようとしている」という表現があったり、皮肉が込められていてたまに笑えてきます。特に文法セクションは有益で、指示通りにやれば、問題を見た瞬間答えがわかる(内容を考えずに)ものも見分けることができるようになります。ただし、文法力に自信のない方がこのようにテクニック本に走るのはあまりおすすめできません。TOEFL200点以上で250点以上を目指す方にはお勧めできます。特に伸び悩んでいる方には効果があるように思います。評価が二通りあるのは、このように利用者のレベルによって効果が異なるからでした。
「TOEFL POWER PREP」 ETS 評価/★★★★☆
これは市販の参考書ではなく、受験者全員に配られる疑似computer試験です。CBTを受験された方は、ご存知と思いますが、本番のリスニングはコンピュータ独特のどこかこもったような感じで聞き取りにくかったと思います。それを、このPOWER PREPで慣れるのが一番と思いました。僕はこれを何度も何度も繰り返し、ホテルにもパソコンを持っていき、当日の朝まで聞いていました。
答えがないと言われていましたが、ある掲示板で昔発見しましたのでご報告します。
以上、僕が使った代表的な参考書を評価とコメントを紹介しました。
参考書に関してはお金に糸目をつけずに、苦しいですが興味あるものにはできるだけ手を出すようにしました。
中には、途中で挫折し投げ出したものもありますが、無駄ではなかったと思います。
無駄を重ねることで自分の勉強法が確立されていったと感じています。
参考書は高いですが、未来の自分への投資と思えば安いものです。
TOEFL250点を持っていれば、Ivy大学でも同じ土俵には上がれます。
またLACでは奨学金も狙えるかもしれません。
最低の条件であるTOEFLは恐るるに足らないのです。
と、240点のものが言っても説得力がないのですが・・・。
次回からはリーディング、リスニング・・・と各セクション別に勉強法を書いていきたいと思います。
もし、何かこのようにしてほしいというご要望がありましたらコメントをお寄せください。
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