語学学校での収穫 | 留学 虎の巻  -TIGER's Blog-

語学学校での収穫


長い間、ブログを放置してしまった。
もし、見ていてくださっていた方には申し訳なく思います。


この1ヶ月間、目まぐるしく忙しく、あっという間に過ぎていった。
到着当初、なぜかそこまでの感慨はなかった。
これはどうしてなのかわからないが、あくまで自然体のだった気がする。
自分がアメリカに来ることは当然のことと思っていたからだろうか。

こちらに来て、考える時間も作れずに月日は流れていっていた。
言葉、文化、生活の大きな変化に加え、諸々の雑務でやけに疲れていた。
そして、何より日本にいるころより眠い。

先日語学学校が終わり、今はこちらで知り合った老婦人にお世話になっている。
素晴らしい人で、僕は彼女を「アメリカの母」だと思っている。
彼女も僕をpigletと呼び子供のようにかわいがってくれている。本当にありがたい。
(アメリカでは赤ん坊などの愛称で、この「子ぶたちゃん」という言葉をよく使うようだ。)

彼女が僕を赤子のようにかわいがってくれていることであることに気がついた。
自分が英語で話していると幼児化していることだ。
今周りには日本人は一人もいないし、聞こえてくるのは英語しかない。
そんなこともあってか、英語で考え英語で喋れるようにはなった。
(ここ3日間は日本語を一切話してない)
しかし、思考回路は確実に幼児化している。
これはどうもしょうがないようだ。
そうなるのを抑えようと日本語で考えていると、話し出すのももちろん遅れるし、
考えが複雑になると日本語の単語を英語の単語に置き換えることが不可能になって、しどろもどろになる。
これがこちらに来て日本にいる頃より睡眠を必要とする由縁だろうか。
子供は日々新鮮な世界に触れるために、非常に疲れる。だからよく寝る。
今僕は日々新鮮な世界に触れ、右も左もわからず(westとeastがたまにわからなくなる)、
睡魔に襲われる。もちろん、日本との時差によるバイオリズムの変化も原因のひとつだろうが。

それにしても、語学学校の最も大きな収穫は、「自分の英語力は0に等しい」ということだった。
この英語力とは「技術」を意味している。
そして、技術とはここでは「発音」を意味する。

日本にいるころ、発音に気を配ったことは正直なかった。
しかし、これは根本的に間違っている。
発音を徹底的に鍛えなければならない。
英語学校にたった1ヶ月行ったところで英語力が飛躍的に向上することはない。
また、1年でも2年でも留学したところで自然に英語が話せるようになるわけでもない。
発音を基礎からしっかり学び、その技術を身に付けないと永遠に英語を話せないだろう。

これがこの1ヶ月でも最も大きな収穫だった。次回の記事はこの発音について書きたい。


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