ビジネスと教育 | 留学 虎の巻  -TIGER's Blog-

ビジネスと教育

今朝まで頭が痛かったのですが、昼過ぎまで寝ることですっかりよくなりました。
思えば、ここ数日4時間くらいの睡眠しか取っていなかったために、
ただの睡眠不足による疲れのようでした。
お騒がせしてすみません。


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さて、今回はブログ用アドレスからいただいたメールを公開させてもらいたいと思います。

ご本人とは了承済みですが、何か不都合な場合があればお知らせください。


「さて、今日メールを打とうと思ったのは、一つお願いがあるからです。それは、道徳的にビジネスを行って頂きたいということです。自分の企業の利益、一部の社会層の人々の利益のみに終止するようなことはしてほしくない。それだけです。あなたの世界観が世の中でどう評価され、どのように世界を変えていくのか楽しみに思います。
私はといえば、教育という観点から社会に関わりたいと思っています。大学では数学と英語の教員免許を取得し、さらに、近代主義の導入の歴史、仏教と日本人について学びたいと思っています。それをどう生かし、具体的に高校という環境でどのような対策を講じるべきか考え、実践の中でそれを形にしていくことが、私の夢です。教育はビジネスにおいても存在するものであると思います。折々、意見など頂ければ幸いに思います。」


このような真剣なメールを送っていただけ、とても嬉しく思います。
この記事をもって、返信という形にさせていただきたいと思います。


まず、ビジネスについてです。
偽善めいた発言をしたくはないので、素直な考えを申し上げると、
私がビジネスを成功させたいという理由は、
「自分のため、つまり成功し名を上げ富を得たいという単純な欲求」からです。
まずはこれを言っておかないといけないと感じました。このことを隠す必要はないと思っています。


しかし、誤解してほしくないことは、
私が個人レベルで満足するようなビジネスには終止するつもりはない、ということです。
おっしゃるように「自分の企業の利益、一部の社会層の人々の利益のみ」を重視するようなものをするつもりは毛頭ありません。例を挙げて言えば、株式の短期売買やM&Aでせこせこ金を稼いでいくことには興味がありません。(しかし、資産の運用方法としては最適だと思っていますが)


今考えているものも社会のためになるビジネスだと確信しています。
私の信念は、「よりよい社会をつくるためのビジネスを成功させること」です。
私が事業を成功させることによって、消費者の生活が豊かになり幸福を共有できることを願っています。
また、私のいう富も、それは手段であって目的ではありません。


私は得た富を社会還元するために、将来日本に大学を作りたいと思っています。
最近つくづく感じることは、「知識は、その活用方法を知らない限り持っていないと同じ」ということです。
知的教養というものをいくら持っていても、それを実生活で運用する術を知らなくては教育の意味を為していないと思っています。
かのエジソンやアインシュタインは正当な教育(この正当という言葉も間違いがあると思っています)を受けていないにも関わらず、彼らを成功に導けたのは、「知識の活用方法を熟知していた」からだと思います。

このような構想を実現させるためにも、より実践的は学問を行うため、世界各国から優秀な教授を招くこと、
また、実際の現場で活躍しているビジネスパーソンや法律家、また宇宙工学のスペシャリストなどを招き
講師として講義を行ってほしいと考えています。
(今で言うと、知名度のある堀江社長や丸山弁護士などでもよいと思います。また、それは私立大学として生徒を引き付ける強力な商品となると確信しております。)

また、harvardやstanfordなどの海外の一流大学と提携プログラムを組み、単位の互換制度を作ることもおもしろいと思っています。


「知は力なり」ということはかねがね言われていることですが、
その本意は、上記で述べたような力を得ない限り発揮されないと思います。
これは次の記事のヘンリー・フォードの話でもしていきたいと思います。


最後になりますが、このようにメールを送っていただけ、再度私に考える機会を与えてくださったことに本当に感謝しています。この場をもってお礼申し上げます。ありがとうございました。


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