ビジネスを成功させるには | 留学 虎の巻  -TIGER's Blog-

ビジネスを成功させるには

僕が尊敬しているPlof. Eggeが十年前に発表した論文によると、


Important five facts for successes,


1, Demonstranting knowledge of their products' strength and weakness than the competitors.
2, Solid understanding of product positioning.
3, Clearly understanding barriers to and cost of entry into their market.
4, Solid understanding of product pricing.
5, Clearly conveys the abilty to communicate orally.


-On Predicting New Venture Failures: What about the lead Entrepreneur(s)' Marketing Expertise?  より引用というか覚え書き-


と言っている。これらはすごく基本的なことであるが、まさしくsuccessのための条件を的確に表現している。
十年以上も前にこれをここまで明確に書けていることを実に素晴らしいことと思う。


この論文は、実際の経営者たちのアンケート形式で進み、特にFailuresに視点を当てた実に興味深い論文だ。

よく、ビシネスの論文や評論は、「成功者たち-Successes」に焦点を当てたものが多い。

しかし、彼のこの視点は理論的であり、かつ正確である。


考えてみるに、ビシネスの成功率はかなり低い。

(あるベンチャー・キャピタルに言わせると、それは0,06%だそうだ。)

よって、統計の対象となる母集団は圧倒的に、失敗者たちの方が多い。

失敗者たちの話は実に現実的であり、統計としてもより正確な情報源となる。

また、成功者の中には偶然的にヒットを得るものも少なくないので、情報としては当てにならない場合が多い。

つまり、日本の諺にもある「人の振りみてわが振りなおせ」、「失敗から学ぶことの方が多い」である。


中でもおもしろいのは、5番のオーラル・コミュニケーションについての項目だった。

読まれた方は、一体これは何だ?と思われたと思う。

僕自身もbusinessとは無縁のもののように感じ、無理やり構成上作ったものだと最初は思った。


しかし、中身のある内容だ。

経営者たちは、どうして失敗したのか?という問いに対する返答に、


「顧客との会話によるコミュニケーションを怠った」

「上司・同僚との打ち合わせが不十分だった」


と言う意見をかなり多く寄せている。


コンピューターが導入され、人と人のcommunicationが疎かになってしまっているのだ。

メールによる発注の確認ミス、ネット上の情報のみを鵜呑みをした間違った対処をしてしまう。

結局は人間同士の会話や感覚が大切なのだとひしひしと感じた。



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